掲示板に書いていた「慈悲の不在」の攻略メモです。 最終段階での装備やパーティー構成についてのことで、序盤から中盤にかけては記載してありません。 【防具】 最も恐るべき攻撃はティエンルンとレジーナの冷気ブレスです。 まともに食らったらたいてい命はないので、「ブレスダメージ緩和」と「属性抵抗:氷属性」の防具が必須になります。 戦士はミスリルプレートに「ブレスダメージ緩和」「属性抵抗:炎属性」「属性抵抗:氷属性」がついているので、これだけで完璧です。 あとはACが良い防具を揃えていけば自然に最強になります。 戦士以外の職業では、ミスリルプレートを装備できないので、「ブレスダメージ緩和」がついたアイテムはヴァインモンドの角笛しかありません。 これはシナリオクリアのために必要なアイテムですが、「ブレスダメージ緩和」「ヒーリング+3」があるので、ぜひとも人数分集めたいところです。 装備すると呪われてしまいますがこの際仕方ありません。 また、戦士は装備できませんが、持ち歩くだけでもヒーリング効果はあるので、やはり全員分集めましょう。 舞台が寒冷地の村であるためか、耐寒用の防具は数多く見つかります。ウィンターミトン、ウィンターブーツなどで「属性抵抗:氷属性」を付けましょう。 【武器】 舞台が寒冷地だけあって、ゲームには北欧神話の武具がいくつも登場します。 もちろん村正や手裏剣も健在、そして隠しボスを倒して手に入れる「復讐の刃」というものもあります。 ところが、これらの武器の存在価値は大きくありません。 たとえば「カシナートの剣では一撃で倒せないが、村正なら一撃で倒せる」という強敵がいるのならその価値は大きいのですが 「どちらでも一撃で倒せる」「どちらでも一撃では倒せない」というものばかりで、 村正や復讐の刃、そして神話に名だたるグラム、ガングニール、ミョルニール、レーヴァテインなどは実用性という面で見れば横一線。 あとは射程距離や特殊効果などをふまえて、実践的な選び方をしていきます。 カシナートの剣以上の武器で一撃で倒せないのは、ナットクラッカー(戦士系)アークデビル(悪魔系)ティエンルン(神話・幻獣系)レジーナ(動物系)の4種類だけです。 ナットクラッカーとアークデビルは部下がたいしたことがないので、大将を袋叩きにすれば大丈夫です。 しかし、ティエンルンとレジーナはそれぞれが大量に現れるので警戒が必要です。 ここで、あまりかっこよさそうでもない巨人族の武器、ジャイアントソード、アックス、クラブの出番です。 これらの武器はティエンルンに二倍ダメージを与えることができ、総員でかかればあっという間に倒すことができるようになります。 アイテムには「2倍ダメージ:幻獣系」、モンスター図鑑のティエンルンの欄には「神話系」と書かれていますが、これは実は同じものです(汗) 中距離に攻撃できるため、アックスかクラブの方が、ソードよりも有効な武器です。 冷気ブレス防御と巨人族の武器で、最大の強敵のひとつティエンルン対策はできました。 ところがレジーナは対策らしい対策がありません。 有効な武器もなく、打撃で倒すにはHPが高すぎ、クリティカルヒットも通じません。 幸い呪文無効化は55%しかないので、大量に出現した場合はロカラやバカディを一斉に仕掛けてみるのが有効かもしれません。 少数の場合は、無効化されないラカニトのほうがいいです。 【編成】 1.今回の特殊編成 パーティー全体の編成は、定石から言えば打撃3人/魔法3人なのですが、「慈悲の不在」では登場するモンスターの頭数が多くなく、 さらに魔法禁止フロアがあるために、打撃5人/魔法1人という編成が有効です。後列からは弓や手裏剣で攻撃します。 2.いつもの二人 アイテム入手と鑑定の必要上、盗賊ないし忍者と、ビショップは必要になります。 「慈悲の不在」では宝箱の罠を外す能力は忍者でも信頼性があるので、盗賊の短刀が手に入り次第忍者にしてしまった方がいいです。 3.打撃要員の内訳 忍者とビショップ以外は全員が戦士系打撃要員になります。戦士、侍、ロードの特徴をあげてみましょう。 まずは侍ですが、「慈悲の不在」では極めて不遇な扱いです。前述のように、村正に戦略的な存在意義がなく、 ミスリルプレートを装備できないために防具も戦士に比べて劣っています。 次にロードですが、聖なる鎧はさすがに強力です。しかしブレスダメージ緩和が付いていないため、ヴァインモンドの角笛を使わないのであれば 総合的にはミスリルプレートの方が優秀な防具と言うことになってしまいます。 悪魔系に二倍ダメージがあってもアークデビルは一撃で倒せない、クリティカルヒットはレジーナに通じない、と嫌がらせのような事態に陥っています。 さらに、「慈悲の不在」では、戦士が装備できるがロードは装備できないという武器が大量にあります。 復讐の刃、レーヴァテイン、ミョルニール、ジャイアントソード、ジャイアントアックス、ジャイアントクラブ、エーシアブレード…… そう、先にティエンルン対策として紹介した巨人族の武器を使うことができないのです。これは聖なる鎧の強さを帳消しにしてしまう欠陥です。 ロードが使うべき武器は、ガングニール、グラム、カシナートの剣あたりでしょうか…… 侍とロードは呪文を使えるので、後列に配置しておいて、打撃と呪文を使い分けて……という戦い方も考えられますが、なんと侍とロードは弓を装備できません。 最強の弓であるアルバレストは威力も申し分なくクリティカルヒットも持っているので、後列からの攻撃はこれで決まり……というところなのですが 戦士しか装備することができないのです。 打撃と呪文を両方使いたいのであれば、侍やロードではなく、魔法使いや僧侶から転職した戦士の方が強いという、なんとも淋しい結論になってしまいました。 かくして、打撃要員4人の内訳の結論は「戦士×4」になりました。レジーナ対策に魔法使いから転職させるのもいいでしょう。 4.転職をふまえて初期からの編成 最終的には戦士系ばかりになるとはいえ、初期のパーティーでは魔法使いは二人いた方がいいです。また、最初からビショップがいる必要もあまりありません。 最初は、[戦戦僧盗魔魔」になるでしょう。ここから、 戦(一人だけなら、侍やロードがいてもいいかも) 戦 僧→ビショップ 盗→忍者(盗賊の短刀) 魔→戦士 魔→戦士 と転職して、 戦:ジャイアントアックス 戦:ジャイアントアックス 戦:ジャイアントアックス 戦:アルバレスト 忍:手裏剣 ビショップ で攻撃します。 5.イメージとか愚痴とか 戦士ばかりで武器は斧。北欧神話系の武器がざくざく湧いて出る「慈悲の不在」では、人間やエルフなどのかっこいいキャラは脇に置いて 戦士たち:ドワーフ×4、忍者:ホビット、ビショップ:ノーム なんて小柄な重戦車たちがよく似合います。 煌びやかな神話の武器や、村正・聖なる鎧といったウィザードリィの花形装備から一時離れてみるのも面白いのではないでしょうか。 ……とはいえ、はっきり言って職業間のバランスが取れてないというのも事実です。 戦士はレベルアップが早く、侍・ロード・忍者は最終的な装備が充実している、という従来のイメージは完全に損なわれ 「ウィザードリィのパーティーは、狂王の試練場時代からずっと忍者・侍・ロード・ビショップ×3に決めている」という人にとっては 耐え難い仕様になっています。 イメージ優先で好きな職業を選ぶのもいいのですが、武器はともかくとして(村正はやはり強いし、ロードはカシナートの剣でもたいていの敵は一発) ミスリルプレートを装備できないのはあまりにも大きすぎます。 ヴァインモンドの角笛を全員に装備させるのは、狂王の試練場でワードナの魔除けを全員に装備させて冒険するのに近い行為なので、 それも嫌だ、という人は物凄い苦労を強いられてしまいます。 ウィザードリィの常としてアイテムコンプリートは目指すつもりですが、それが終わったらあまり長居する世界ではない気がします……。 こうして書いてきた攻略法は、地下8階で稼ぐためのものでした。 地下9階で稼ぐ場合は事情がかなり異なり、装備や編成も変わってきます。 地下9階では自動的に全ての魔法が封じられ、モンスターは先頭の1グループしか出てきません。 直線の通路を一歩歩くたびに敵と遭遇するという非常に稼ぎやすい構造になっています。 モンスターの出現数は、ポイゾンジャイアントなどの5匹が最大です。 つまり、忍者を含めて戦士系は5人いれば、1ターンで敵を全滅させることができます。 最強のモンスターは出ないので職業や装備の選択にもかなり余裕ができます。 ティエンルンとレジーナが出現しないので「ブレスダメージ緩和」と「属性抵抗:氷属性」、 「二倍ダメージ:幻獣系」を装備する必要はありません。 敵が1グループしか出ないので射程は短距離でいいです。 ティエンルン、レジーナ、アークデビルなどが出てこないので、カシナートの剣以上であればどれを使っても一撃で倒せます。 これらのことから、聖なる鎧にブレスダメージ緩和が付いていないというロードの欠点はなくなりました。 村正が遠距離を攻撃できないという侍の欠点もなくなりました。 ヴァインモンドの角笛を全員分集めてくるということもしなくてよくなりました。 9階で稼ぐ場合には侍やロードも戦士と同じように活躍できるのです。 属性防御、二倍ダメージ、射程距離などを視野に入れなくてもよくなったため、 今度はどれだけ大量のアイテムを持ち帰ることができるか、という点が重要になります。 戦士、侍、ロードは武器と鎧だけでいいです。あとはひとつも装備しなくていいです。 銀の小手には不死系に対して二倍ダメージが付いていますが、バンパイアロードは部下を引き連れていないので 全員で袋叩きにできるために必要なくなりました。 忍者は素手で後列から攻撃が届くうえに手裏剣と同等以上のパワーがあるため装備なしの方が良さそうです。 ビショップは武器も鎧も必要なし。ひさしぶりに見るAC10の冒険者です。 注意点として、回復魔法なども使えなくなってしまうために、薬が必要になってきます。 キュアポイズン、キュアパラリシス、ヒールパーティーの薬を拾ったら捨てずに残しておきましょう。 また、戦闘中では薬の効果も打ち消されてしまいます。危なくなる前に回復してしたほうが無難です。